「toit vert(トワ・ヴェール)」は、自然豊かな「ブナ北限の里」黒松内町にあり、平成5年6月3日に町営施設としてオープンしました。
豊かな自然に恵まれ、日本最北端で最大規模のブナの原生林を持つ黒松内町。黒松内町が持つ雄大な自然をもっと多くの人に知ってもらいたい、楽しんでいただきたい気持ちから「ブナ北限の里づくり」構想が始まりました。
町の基幹産業である、酪農・畜産から生まれる食文化を通して、多くのみなさまと触れ合って頂くのを目的に、わたしたちの工房「toit vert(トワ・ヴェール)」が生まれました。
「toit vert(トワ・ヴェール)」は黒松内町特産物手づくり加工センターの愛称で、フランス語で“緑の屋根”を意味します。
「緑色の屋根」が目印のトワ・ヴェールは、地域に親しまれている場所です。黒松内町や北海道の厳選した素材を使用した食品加工・製品づくりを行っています。
黒松内ブナの森がもたらす最高の自然と、私たちが自信をもって選んだ素材で手づくりした「本物の味」で皆様をお迎えします。
チーズ、ハム、ソーセージ、ベーコンなどは黒松内町や北海道産の新鮮な食材を使い、こだわりにこだわりを重ねて納得のいくものだけを製品にしました。
いずれも「toit vert(トワ・ヴェール)」の、自信の逸品です。これからも北海道黒松内町から美味しい製品をお届けいたします。
開発当時は、スプーンですくって食べるような柔らかいクリームチーズが主流でした。
「チーズの酒粕漬けをつくりたいけど、柔らかすぎて加工がしにくい」というお客様との会話の中から、適度な硬さのある、カット加工のしやすいクリームチーズをつくることになり、トワ・ヴェールのクリームチーズづくりがはじまりました。
なめらかな舌触りはそのままで、ナイフでカットしてもチーズが刃にべたつくことなく、柔らかすぎず、硬くなりすぎない、絶妙な硬度を持ったクリームチーズ開発は何度も試行錯誤を繰り返しました。
そうしてようやく、トワ・ヴェールのクリームチーズは、サイコロ状にカット加工しやすく、なめらかな舌触りや生乳の持つ本来のミルクの風味を崩すことなく、全てをバランスよく兼ね備えたクリームチーズに生まれ変わりました。
トワ・ヴェールでオススメしている食べ方は、サイコロ状にカットして、ネギとかつお節をのせてお醤油をかけた冷奴風クリームチーズです。
お菓子作り、おつまみやごはんのお供に、トワ・ヴェールのクリームチーズを是非お楽しみください。